見守り
古民家を開放し子どもたちが、ほっとできる場所づくりをしています。
そこに来てくれる大人から言われて嬉しかったのが
「誰がスタッフかわからない」です。
古民家を開放しているときに唯一気にかけているのは
子どもたちを「見守る」で、少々のことは放っておいています。
危ないこと、汚いこと、ばかばかしいこと、など、子どもが集まると
大人が何か言いたくなることを必ずやります。
そこで、いちいち声掛け(注意)をしていたら、子どもたちは
「うるさいなあ」と感じて、ほっ、とできなくなると思っています。
注意や声掛けをしても、ほっとできるのは、子どもがそこの場所や人に
十分気にかけてもらって、応答的な関わりをもってもらい
十分な時間を重ねて関係ができてからだと思います。
だから、基本的には見守って、こどもからの何か訴えがあれば
それにできるだけ応える。
まずは、そんなことを大事にしていこうと思っています。